以前の記事「物理演算エンジンBulletで遊んでみたくて」で、物理演算エンジンBulletをJavaから呼び出すためのライブラリについて書きました。先ほどそのライブラリをGitHubで公開したので、今回はそのライブラリの使い方初級編です。
今回は、積み上げた箱に、小さな箱をぶつけることができるデモを作成していきます。
1.Eclipseで新規プロジェクトの作成
EclipseのFile→New→Android Application Projectを選択して新規にプロジェクトを作成します。とりあえず名称は、AndroBulletGlueDemo1にします(好きな名前でOKです)。
Configur Projectについては今回は特に変更しませんが、カスタムランチャーアイコンが必要なければチェックを外してください。
アクティビティーの設定ではBlank Activityを選択してください(その方が簡単なので)。または名称は何でもいいのですが、ここでは説明のために、初期値のMainActivityのままにします。最後に[finish]を押すとしばらくゴソゴソ動いてプロジェクトが生成されると思います。
出来上がったプロジェクトのメインアクティビティのソースはこんな感じになるはずです。
<<MainActivity.java>>
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package com.serenegiant.androbulletgluedemo1; import android.os.Bundle; import android.app.Activity; import android.view.Menu; public class MainActivity extends Activity { @Override protected void onCreate(Bundle savedInstanceState) { super.onCreate(savedInstanceState); setContentView(R.layout.activity_main); } @Override public boolean onCreateOptionsMenu(Menu menu) { // Inflate the menu; this adds items to the action bar if it is present. getMenuInflater().inflate(R.menu.main, menu); return true; } } |
では早速コードを修正して・・・肝心な事を忘れていました。その前にライブラリの設定が必要でした。